開拓者たち 第二回「わたしたちは見すてられた」 [火 開拓者たち]

 ■4月3日スタート 午後10:00~午後10:50
 【NHK総合】開拓者たち

 満島ひかり、石田卓也、綾野剛、山下リオ、新井浩文
 公式HP:http://www.nhk.or.jp/program/kaitaku/


 昭和20年7月、速男(新井浩文)は召集され、ソ連国境へと送られていった。最後の朝、速男は「俺が帰ってくるまで絶対に泣くな」といい、ハツ(満島ひかり)に遺書を渡す。寄り添ったハツに速男は、「帰ってきたら、二人で旅行に行こう。きれいな山が見たい」と言う。
 8月9日、ソ連軍が満州に侵攻、前線にいた速男は負傷し、その後シベリアへ送られる。憲兵隊にいた、ハツの弟、金次(綾野剛)も取り調べの末、シベリアへ送られた。千振には避難指示が出て、ハツと弟、史郎(石田卓也)は駅へ向かうが、列車はハツたちを残して発車、川にかかる橋は関東軍によって爆破される。過酷な、徒歩での逃避行が始まった。リーダーをまかされた史郎は、戸惑いながらもみんなを必死で導いていく。
 しかし、しだいに食べ物も尽き、子どもや老人が亡くなっていった。疲労も極限に達し、ハツの友人、チエ(徳永えり)は、子どもを死なせなくないと、長男孝志を親切にしてくれた中国人の家庭に預けた。梅子(芦名星)は途中で産気づき、ハツによって新しい命が取り上げられる。見かねた史郎は、幼い頃から可愛がってきた馬、ハルを、食料にするために射殺する。一方分屯の鶴子(前田愛)は、千振に残り、暴徒化した中国人の襲撃にさらされていた。航空隊の格納庫に逃げ込むが弾薬も尽き、集団自決に追い込まれる。鶴子は青酸カリで命を絶つ直前、長男の盛英から青酸カリを奪い、生き残らせる。富枝(山下リオ)も北安の病院で中国人の襲撃にさらされたが、富枝は病院に逃げ込む人々を守るため必死で立ち向かう。
nice!(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。